はじめに 多くの個人投資家にとって、FXは夢と希望に満ちた投資手段です。
なぜなら、資金が少なくてもレバレッジ効果により夢が持てるのではないでしょうか。ではまず、資産が少ない方でもまずは月収100万円という目標を立てては、いかがでしょうか?
多くの人が憧れを抱く一方で、実現の難しさに挫折する人も少なくありません。
FXで月に100万円を安定的に稼ぐためのお話、自分なりの前提条件なんかを書いていきたいと思います。
達成するためにはシナリオを頭に入れろ!
シナリオを頭に入れろ!というのは、相場の流れを読む、為替相場の流れを読み取ることが、シナリオを作りトレードをすることの第一歩です。
基本的な考え方としては、政治経済イベントや投資家心理を分析し、相場の展開を予測する力を養いうところからがまず1歩です。簡単に言うとファンダメンタル要素を頭に叩き込んでからテクニカルを見ましょうというお話になります。
ある程度シナリオを準備するにあたって、イフ・ゼン・シナリオを準備します。
その予測に基づき、「もし〜ならば、〜する」という形式で、複数のトレードシナリオを用意してください。相場の動きに応じて、臨機応変にシナリオを切り替える柔軟性が重要で、例えば、NY時間前の21時頃指標発表時にロングを事前に打つ場合は、発表事後の動きのパターンを作っておき、時間軸によっては深夜含めて動きそうなイベントを頭に入れておきます。
このような取引を行う場合は、後だしジャンケンをする逆張り取引ではないので、動きのパターンを予測します。
例えば、下に1回刈る動きを見せて、上昇するのか、上下動1回ずる刈り取りを入れるのか、そのまま1回で上げるのか、逆も然りで、利益が出るシナリオをいくつか頭に入れて、対応準備をします。
基本的にイベント時の動きは人間業ではないので、ポジションの詰まり具合を見ておくとか、個人の予測がどっちに固まっているとか、そもそも事前予想が甘く作られているのかとか、直近の経済指標の数値はどうとか、季節要因はどうだという様々な情報から、準備しておきます。
そのような取引を行っていると、そもそも見通しが当たっているのか?とういお話と、動きのシナリオのパターン化ができておらず対応できなかったかの、情報不足と知識不足からくる問題とパターン化をできずテクニックで対応できていないという2つの問題のいずれかに分けることができると思いますので、自身の取引に何が不足しているのかを改めて洗い出すことが可能です。
間違えている場合は、早急に修正する必要がありますが、シナリオが的中した際には、大胆に利益を取る 躊躇せずに大胆に利益を取ることが肝要です。月収100万円を達成するためには、一回のトレードでしっかり大きな利益を上げる必要があるので、ファンダメンタル要素もテクニカル要素も然りで、良い部分を吸収して行うことが可能です。
その場その場でマーケットの雰囲気も変わりますから、柔軟に対応することが可能ですので、機械的に処理することも大事ですが、大きく取りにいくのであれば、しっかり今の雰囲気を感じ取り、事前準備を行って取り組むようにしましょう。
株なんかであっても、この雰囲気がわかってくると、データを集めますから、先物やオプションの手口であったり、セクター間の値動き等も、ある程度どこにお金が集まってどこからお金が引けているのかも見えてくる部分があると思います。
FXの最大の武器は、レバレッジの存在!この武器を効果的に活用することが、高収益の鍵
FXのみならず、レバレッジ効果は使うべきところは使っていくことは、ある程度正しいと思っていて、資産が増えてくるまでは、使っていかないとほぼ見える実資産は増えていかないです。
一気に利益を上げていくには、ハイレバレッジは必要不可欠で、少ない資産で 月100万円を安定的に稼ぎだすには、ハイレバレッジでの取引が不可欠です。
総じて少ない資金で大きな利益を上げることができるのは、FXならではの魅力であるともと言えるでしょう。
私個人的に話をするなら、株の方が好きではあるのですが、こちらは公平性がないと思っているので、好きなだけです。
要は公平性がないので隙間が多いという印象で、どちらかというとFXについては実需の部分も大量にあり、投機筋もいますが、公平性という観点では為替の市場の方が公平だと感じていますが、値動きについては、株と同様他の金融資産の値動きの影響も受けますので、為替単体を見ているよりも、他の金融資産の値動きも監視しておく必要があって、言葉としてはシナリオの真っ向勝負といった言葉が合うと思います。
重要な点でいうと、リスク管理を徹底する ハイレバレッジは諸刃の剣です。巨額の利益を生む一方で、リスクも大きくなります。損切りポイントを明確に設定し、厳格なリスク管理を行うことが重要で、自分のシナリオとズレた場合は、応急処置が必要です。
自分のポジションの観点より、触っている商品のシナリオを組みなおすか、切るかどうかを、フラットに考える必要があり、ポジションに傾斜した考え方を取るというのは、非常にリスキーですので、厳格なリスク管理を徹底することが大事です。
複利の効果を最大限に活かすというのも大事な観点で、 利益を再投資(ロットを上げていく)することで、複利の効果を最大限に活かすことができます。ロットを上げていく段階で、先ほどのシナリオを構築する力とそれを再構築して対応する力を養っておく必要があるので、自分自身で大きく間違わなくなってきたなと感じてくれば、自然とロットも上げられるくらい利益も出ていると思います。
相場の本質を見抜く洞察力は、FXで成功するための必須スキル
市場参加者の心理を読むというのが重要な観点かと思います。 為替相場は、市場参加者の心理によって動いていますので、投資家の感情や行動パターンを分析することで、相場の本質を理解することができます。
例えば、多くの人間がポジションを取っている方向と逆の動きが加速した場合はの心理状況や行動というのを自分に置き換えて考え見ることです。ヘッジするのか?とか切るのか?とか、ド転するような内容だったのか?や、一番苦しんで悩むラインはどこだ?とか、基本的な考え方としては、テクニカル信者が起こす行動様式を逆手に取って自分自身に置き換えて、言い訳してポジションを保有しそうなラインだとか、色々とあると思いますが、まず為替はそういった考え方を逆利用してみてください。
最期に大事なことは、直感を信じるというのも重要です。情報や分析をしても動くマーケットで正当に勝負する場合は、自分の直感を信じることになります。直感を信じるためには、市場の本質を理解していると、勘も研ぎ澄まされます。最終的にはデータや情報を頭に入れて相場をフラットに見た時にどのように動くのかに対してベットするだけですので、必然的に50%のものが50%ではなくなるのと、シナリオを構築できるとリワードが取れるようになります。
FXでうまくいかない人が多くいる理由
ここで1つ面白いお話をしますが、FXの市場でうまくいかない方が多いと思いますか?
色々理由はあると思いますが、このレバレッジと為替市場という観点であるなら、私は2つ理由があると思っています。
1つ目は、試行回数を重ねられていないという理由。何かしらの理由で損失が発生し、過度にドローダウンした場合は、同ロットでのポジションが打ちにくくなるのと、例えば50%を負け側に引き続けた場合、取り返すのが非常に困難になります。資金が無限にある場合の同ロットの場合は基本的に負けていくような投資家はほとんど産まれにくいものであると認識しています。
2つ目は、世界的な経済情勢がほぼ同じであれば、一方通行で伸び続ける市場でなくレンジであるが、そうでないならそれは変化し、実需と投機が加速するという話
基本的にレンジの相場であれば、レンジ内での取引で行うので、非常にテクニカルも効きやすく個人投資家でも売買がしやすいのが為替市場であるとともに、金利差が産まれると、レンジ相場ではなく、投機筋や為替予約等のお金も入り込み片方に振られる展開ができる。
もう少し記載をすると、単純なテクニカルの効くレンジ相場に尖った資金が入り込むと、これまで機械的に取引を行っていた人がうまくいかなくなるというお話で、常に機械的にやる場合は、洗い替えが必要であり、EAなんかもそうですが、環境に合わせて使い分けする必要があるというお話です。この本質はテクニカルが悪いというお話ではなくて、環境の変化が起きることによって、資金の偏りが変化し、自身が使えていたものが使えないと判断するなら、そこに歪みが生じているだけで、テクニカルやその手法が悪いわけではなく、概念そのものを理解しないと根本解決は難しいですよね?というお話です。
さいごに
FXで月収100万円を達成することは、決して不可能ではありません。
本記事では環境を理解しシナリオを考えて、行動することによってあなたもその夢を実現することができるはずです。
しかし、そこに至るまでの道のりは平坦ではなく、楽ではないと思っています。特にマーケットは常に変わりますので、追い続ける必要があり、困難に立ち向かう強い意志と、決して諦めない粘り強さは必要不可欠です。
また、FXは、知識とスキルだけでなく、メンタルの強さが問われる世界で、レバレッジを使う以上、自身の普段持っている資産では釣り合わない値動きをしますので、基本的に数字が動いているだけという意識と、損切りは日常茶飯事くらいの感覚でないとそもそも大きなお金を動かせるようにはなりません。
トレードや投資で勝つということは、人生で必要なお金を効率的に稼ぐ能力を身に着けることと同義ですから、人生に勝つことに通じます。
世界が大きな學校であるならば、資産を増やしてお金を持つというのは、一種の偏差値と同じで、非常に大事なことです。
しっかり本質がわかってくると、他のことにも金融商品で応用可能ですので、まずは動きを見てみる、監視してみる、自分なりのシナリオを監視してみるというのをやってみてください。
この記事では、シナリオを作る重要性とその後の対応について書きました。
また、シナリオについては、もちろん最初は考えにくいというのもあると思ってはおります。
その中で、先ほども書きましたが、後だしジャンケンという言葉を使わせてもらいましたが、動いた後から対応する逆張りという考え方があります。
こちらは、昔からFXをやられていて、大きく資金を張る方なんかだと多い考え方だとは思います。
一応私の方でも、ロジックは作らせてもらって、前と後、エントリーとイグジットをまとめて記載をしているものを作って用意はしております。
厳しめに作っていると思いますので、自身での調整は可能なものとはしております。
この部分についてそう、記載しているのは、このやり方のみと設定してしまうと、EAと同じで常に洗い替えをする必要があるので、考え方にロジックを持たせて固定することで、変数はマーケットに合わせていじれるようにしております。
簡単にいうとボラタイルであれば、固く使って、レンジであれば甘く使ったり、フレキシブルに使えないと本質を教えている形にならないので、そのような形にしております。
もし、ご興味があれば、お問合せしていただければ、ご対応は全ての方にできるわけではありませんが、ロジック自体は人を選んで販売対応しておりますので、お問合せください。
特にマーケット周りも触りたいとか、指数とか株式なんかの安いところでどう拾っているかの概念であったりというものにも使えたりできますので、ご興味があればどうぞ。